どこから見ても美しい女性になろう
髪は女性の命と昔からよく聞きますが、やっぱり髪がきれいでツヤある女性は素敵ですよね。
サラサラと風に髪がなびくような女性はとても魅力的です。
メイクや洋服など、自分では普段前からの姿しか確認していないと思いますが、人からは意外と後ろ姿も見られているもの。
毎日のヘアケアを見直して、後ろ姿まできれいな女性を目指してみませんか?
リンスとコンディショナー、トリートメント……それぞれの違いって?
リンス、トリートメント、コンディショナーの違いって知っていますか?
それぞれが果たす役割の違いを知ることは、美髪への第一歩です!
1:トリートメント
トリートメントは髪の内部に栄養や油分を浸透させて、髪の状態を整えるものです。
髪のダメージをケア・補修しながら本来の健康な髪に近づけるのが目的です。
表面のキューティクルが傷んで内部がスカスカになってしまった髪に、内側から成分を与えて髪を回復させる役割を果たしています。
髪になじませたら、10分ほど時間をおいて髪に成分を浸透させることが必要です。
2:リンス
リンスは髪の表面をコーティングして保護し、髪のすべりをよくしたり、髪のパサつきを防いだりするものです。
髪のすべりをよくすることで、キューティクルの傷みを防ぎ、指通りも良くするという効果があります。
リンスをすることで髪に油分を補うと同時に、髪の水分が蒸発するのを防いでくれます。
リンスは髪の内部までは浸透しないので、髪になじませたら時間をおかずに洗い流して大丈夫です。
3:コンディショナー
コンディショナーは、リンスと役割は基本的に同じです。
しかし、リンスより髪の毛の表面を整える力や保湿効果が強いものをコンディショナーと呼ばれています。
リンスとコンディショナー、トリートメントの効果的な順番
上記の説明でもうすでにお分かりの方も多いかとは思いますが、リンスとコンディショナー、トリートメントを使うには順番が重要です!
シャンプーの後は、トリートメントで髪内部の補修をして、リンスやコンディショナーで、表面の保護をします。
こうすれば、トリートメントで内部に浸透させた成分が流れ出てしまわないように、リンスやコンディショナーで蓋をすることができます。
リンスとコンディショナーの役割は同じなので、髪の傷みの状況に応じて使い分けましょう。
時間別ダメージケア!夜編
パーマやカラー、コテなどで日常的にダメージを受けている髪には、1日の中でも時間ごとに適したケアをしてあげる必要があります。
まずはダメージケア夜編から!
1:お風呂中
(出典:CosmeLand)
傷んだ髪にはシャンプーやトリートメントでダメージケア効果の高いものを選びましょう。
肌にとって化粧水が大事なのと同じように、髪にとってのシャンプー選びはとても重要です。
特にパサつきがひどいときは、トリートメントの代わりにヘアマスク・ヘアパックをすれば高い補修効果を期待することができます。
ノンシリコンシャンプーなども流行っていますが、シリコンよりも洗浄作用の強いポリマーが入っている場合もあるので購入の際には成分表示に注意が必要です。
2:お風呂後
(出典:cosme.com)
ドライヤーの熱は髪を傷める原因になってしまいます。
ドライヤーの前に、髪を熱から守ることが大切です。
洗い流さないトリートメントをつけることをおすすめします。
オイルタイプやミルクタイプがありますが、オイルの場合は、髪の長さが胸くらいまでなら1プッシュで十分足ります。
オイルは髪にしっかりとくっつくため、付けすぎると洗い流す際にキューティクルまで一緒にはがれおちてしまいます。
ちょっと少ないかなくらいの量を目安に付けましょう。
時間別ダメージケア!朝編
1:朝出かける前
(出典:cosme.com)
肌が紫外線でダメージを受けるように、髪にも紫外線ケアをしてあげましょう!
毛髪を構成しているアミノ酸は、紫外線を浴びることで酸化されてしまいます。
その結果、ケラチンタンパクがダメージを受けて髪の内部が乾燥したり、枝毛や切れ毛の発生、色素や光沢の消失などが起きます。
髪に悪い影響を与えるのはUV-B波で、メラニン色素を分解するので髪の色やキューティクルに影響を与えます。
肌用の日焼け止めはそのまま髪の毛につけると乾燥して表面が白くなってしまうので、UVカットスプレーを使って、太陽に直接当たる髪をガードしましょう。
2:外出中
(出典:DHC online shop)
外出中も日焼けや乾燥によって水分が足りなくなってしまいがちです。
洗い流さないトリートメントには小型の持ち運びしやすいものも売っているので、それをポーチに入れておけば、髪に優しいだけでなく、いい香りまでプラスすることができます。
おわりに
カラーリングやパーマで傷んでしまっている髪は、大事にいたわってあげることが必要です。
日々のケアで、潤った髪できれいな後ろ姿を手に入れましょう!
しかし割れた爪がもとには戻らないように、一度傷んだ髪を回復させるのも難しいことです。
紫外線対策をしたり、ドライヤーをきちんとかけてから寝るなど、まずは傷んでしまわないように心掛けながら過ごしたいですね。